by chance or by design?

”by chance or by design” を考えることが、大切なのはなぜでしょうか?

進化論者のウィリアム・B・プロバインはこう述べています。
「進化の過程について得られた知識は,我々にとって非常に大きな意味があり,人生の意義の捉え方に影響を与える」。
プロバインが出した結論はこうです。
「宇宙にも人生にも究極的な意義は見当たらない」。

もし生きることに究極的な意義がないなら,人生には,良いことをわずかばかり行ない,自分の遺伝子を子に伝えるほかに何の目的もないことになります。
そして死を迎え,永久に存在しなくなります。

人間の脳が人生の意義について考え,推論し,黙想できるのも単なる偶然,ということになります。

それだけではありません。進化論が本当であれば、つまり自然界のすべてが設計ではなく、偶然の所産であれば、人類の将来は政治・科学・宗教の指導者次第ということになります。

歴史の事実からすれば,人間社会は今後も,混乱や紛争や腐敗で蝕まれることでしょう。

もし本当に進化が事実なら,「ただ食べたり飲んだりしよう。明日は死ぬのだから」と考える宿命論的な生き方も,もっともなものに思えます。

それで、人間を含む自然界が生み出されたことが、偶然によるのか、設計によるかを知ることは、とても重要です。

豊田