by chance? or by design?

シリーズ by chance? or by design?では、進化論の通説となっている3つの点を考えています。
先週までで、通説1の突然変異が新たな種を生み出すかという点考えました。

今週から通説2 自然選択が新たな種を生み出す。という考え方。

ダーウィンは,環境に最も適した生物は栄え,そうでない生物はやがて滅びると考え,それを自然選択と呼びました。
現代の進化論者によれば,種が散らばって隔絶された状況に置かれると,遺伝子突然変異の結果として新たな環境で生存可能になったものが,自然選択によって生き残ります。
そして,それら隔絶された個体群がやがて全く新しい種になる,とされています。


先週までで考えたように,研究結果からすれば,全く新しい種類の動植物が「突然変異」によって生まれることはありません。
では,進化論者は何を根拠に,自然選択によって有利な突然変異体が生き残り,新種が生まれる,と主張するのでしょうか。
全米科学アカデミーNAS)が1999年に発行したパンフレットは,「ガラパゴス諸島ダーウィンが研究した13種のフィンチ(ダーウィンフィンチ)」を取り上げています。

来週はそのいわゆる“ダーウィンフィンチ”について。

豊田